こんにちは。
並木良和さんの第一作目の本
「ほら起きて!目醒まし時計が鳴ってるよ」
この本について、並木さんが
『伝えたいことのエッセンスがギュッと詰まっている』
と言われているたので読んでみました。
2015年2月25日が初刷。
現在の自分を否定すると、人生は停滞し進まなくなります。
現在の自分を肯定できるようになれば、人生は動きはじめます。
だから誰に認められなくても、あなた自身はあなたを認めてあげることが大事です。
誰が信じなくても、あなた自身があなたを信じてあげてください。
それが「あなたの本当の幸せ」への道を拓く鍵になります。僕は、自分の真実をありのままにお伝えしたいと思います。
読み進める中で、あなたに響くところは受け入れ、そうでないところは切り捨ててください。「いつも あなた自身の心の声を信頼してください」
(はじめに)誰でも必ず幸せになれる より
これこそ僕が最も伝えたいことですから。
著者「並木良和」さんはどんな人?
1974年9月12日東京生まれ。
スピリチュアル・カウンセラー兼ヒーラー。
幼少の頃より霊的な世界に通じ、高校入学と同時に霊能者船越富起子氏に師事、約10年の研鑽を重ねる。その後、 天使界・神界からの導きで、2006年より本格的にサイキック(霊能力者)としてリーディング(霊視)を開始。現在、守護霊(ガイド)たちからのメッセージを伝える個人セッションをはじめ、スピリチュアルな叡智やテクニックを日常に役立てるセミナーなどを開催中。
またライトワーカー(地上に光を広める者)として世界各地のパワースポットを巡っている。
本書は第一作。
本書の著者紹介より
(初刷2015年、七刷2019年)
(2022年現在は、個人セッションはされていないようです)
本の内容・読書感想
宇宙意識とは?
「ああ、なんて自由で、気持ちがいいんだろう」という感覚、
それが「宇宙意識に還る」という感覚です。
それが、宇宙意識そのものといえます。
大事なことは、
その感覚にフォーカスし、
日常できるだけそれを感じる選択を心がけること。
肉体を持ったまま自分の周波数を宇宙意識まで高めることを、
「統合」と呼んでいます。
つまり、
「目を醒まして生きる」
「宇宙意識に還る」
「それを、肉体を持ったまま成し遂げる」
それが統合です。
目醒めへの道標
並木良和さんの体験談で、
特に興味深かったことをピックアップ。
「天使とのコミュニケーションについて」
天使とつながるために必要なことは、
ただ「呼びかける」ことだけです。
自由意志の法則から、
話しかけることによって天使たちとつながります。
天使たちに「助けて」と言うことで、
「自分の人生に介入してきてよいですよ」
と許可を与えることになります。
並木さんは、自分から呼びかけることで、天使から必要なことを教えてもらったそうです。
「高次の存在とチューニングする方法」
チューニングというのは、
周波数を合わせることです。
周波数を上げて、
イメージすることが大切。
「私には天使なんて視えない」と頭から否定せずに、
あなたなりに天使をイメージしてみることです。
軽く目を閉じ、深呼吸をして、リラックスし、
大天使に来てくれるように呼びかけます。
目の前に天使が立っているのをイメージします。
挨拶をし、彼らに聞いてみたいことを何でも聞いてみます。
ポイントは、
視よう、聴こうと一生懸命にならず、
自問自答をするような感覚で行うこと。
「天使だったら何て言うだろう?」と想像してみます。
その想像は、独り言だ、全部自分で作ってるんだと思いながらでも構いません。
実際、自分で作っています。
でもそれを続けていくと
「あれ?これは自分で作ったんじゃない」とハッとする瞬間がやってきます。
アセンションへのプロセス
今この地球は
「アセンション」と呼ばれる時代に入っています。
アセンションは
「次元上昇」と訳されます。
その特徴を簡単にいうと
「統合」です。
これまで分離していた状態を調和させ、
再び「源(根本創造主)」へ戻るプロセスです。
アセンションは、
源に戻るという循環の一つです。
アセンションの流れにのるには、
まず目を醒ますと明確に「決める」こと。
本来の自分、
ありのままの自分を生きようと「決める」こと。
意識が変われば、
言動が変わり、
「現実が変わる」
そうした意識が、
あなたを高みへと引き上げます。
人間ドラマから抜け出す
*人生における問題のいちばん元は周波数
つまり波動、バイブレーションです。
このバイブレーションで
自分の現実をつくっています。
これが厳然たる宇宙の法則。
感じること、体感することは、
すべて自分の中にあるもの。
自分が持ち合わせているバイブレーションで、それを映し出し、
「自分はこんなバイブレーションを持っていたんだな」と気づいただけ。
*この世界は「鏡」
どのようなバイブレーションを持っているのかを、
忠実に見せてくれているだけ。
自分が映し出す現実で、様々なバイブレーションを感じる時、
そのバイブレーションを「手放すか、持ち続けるか」を選択するチャンスが与えられている。
*宇宙意識につながると、あらゆることは可能になる
なぜなら、
宇宙意識は、全てと繋がっていて、何でもできる意識であり、
バランス、調和、豊かさそのものであるので、
そのバイブレーションから映し出される現実は、それを反映するから。
人には
「自分自身の人生を変革していく力」
が生まれながらに備わっています。
自分の一番の味方である
自分自身をもっと頼るのです。
宇宙意識(ハイヤーセルフ)につながる六つのステップ
ステップ1
「目を醒まして生きる」と決める
一番してはならないことは、
自分は下、 彼らが上というような「分離」をつくること。
ステップ2
地球のアセンションの波と同調する
ステップ3
グラウンディングする
ステップ4
自分を100%の愛で満たす
ステップ5
統合
ステップ6
望む現実へ移行する
ステップ2〜6のイメージワークが書かれています。
惹かれた方は本書で確認を。
宇宙意識に還る
*「現実」は、自分のバイブレーションの反映
僕たちは特定の波動を発していて、それがまだ形になっていない波(場)に働きかけ、
特定の形(出来事)に結晶化させているといえます。
つまり波動を変えれば、
その波動で維持していた形はそこに留まることができず、
新たな波動に応じた形へと再結晶化されます。
そう考えると、現実は動かし難いものであるというイメージが崩れ、
「波動を変えてしまえば、現実は簡単に変わってしまう」ことがわかります。
*バイブレーションの違い
宇宙意識の観点からみると、
罪悪感であれ、幸福感であれ、あまり違いはありません。
悪いこと、良いことという区別が消え、判断する意識がなくなります。
ただのバイブレーションにすぎません。
バイブレーションの違いは、
ドレミファソラシドという音階の違いほどにしか感じられなくなるのです。
*過去・現在・未来をつなげない
あなたが波動を上げていくと、
過去も未来も「 繋がっていない」ことが分かります。
実際、あなたは一瞬ごとに「新しいあなた」であり、
その都度選択することで、全く違うあなたになることができます。
僕たちはそれほど自由な存在なのです。
過去に何があっても、
現在がどんな状況であっても、
あなたは今それを変えることができます。
毎瞬、真っさらであることを知ってください。
何を体験したいのか、
どんな自分になりたいのかを、
その都度選択してください。
あなたは、
テレポートするように現実を移行できるようになるでしょう。
*100%目を醒ます
本当に目を醒まそうと思ったら、
自分の内にあるバイブレーションを捉え、
手放すことに集中します。
外は関係ありません。
外側の現実は、内側に待ち合わせているバイブレーションの反映にすぎないのだから。
*意識の跳躍
「自ら答えを出す」ことが大切です。
いわゆる「答え」のようなものを出すと、
そこに「正しい」とか「間違い」あるいは「比べる」という判断する意識が芽生えます。
それは目を覚ます方向性とは「真逆」になります。
「いつも あなた自身の心の声を信頼してください」ということですね。
自分の感覚を大切に・・♡
*宇宙意識につながっている時のバロメーター
・意識が拡大し、 柔軟な発想ができるようになる。
・安心感に満たされ、未来は素晴らしく良くなっていく事がはっきりと分かる。
繋がっていない時は、
先行きを考えて不安や恐れがどっと出てくる。
まとめ・著者からのメッセージ
「おわりに」より
何かや誰かのせいにするのは簡単なことです。
しかしそれは、
「何かや誰かの犠牲者であり続ける人生を生きる」ことを意味しているのです。
自分自身の責任を受け入れることは、
「自分が人生の主人公になって、望む人生を創っていく意識になること」です。
自分に責任があるというのは、
あれもこれも自分が悪いと罪の意識を持つことではありません。
自分次第で、自分の人生を変革していくことができる
「自由」を手にするということです。
並木良和さんの世界観のぞいてみませんか?
個人セッションやライトワーカーの体験なども書かれてあります。
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