読書ノート・「丁寧道」武田双雲さん著

読書ノート

こんにちは。
ゆなかほの です。

書道家 武田双雲さん
「丁寧道」について。

受講したセミナーで本について知り、
とても興味が湧いたので読みました。

いますぐ日常に活かせる内容です。

「丁寧」の本質をつかんでから毎日を過ごしていただくと、 どうしたって不幸な気持ちになれないのです。

それどころか、 内側から無尽蔵に湧き上がるワクワクとした感覚で、毎日が楽しい気持ちで溢れるようになります。

はじめに より

感想を混えつつ、
紹介していきます。

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著者「武田双雲」さんはどんな人?

武田双雲さんのことを知ったのは、つい最近です。

書道家でありつつ、
いろんな分野で活躍されている多才な人。

イメージとしては、
ナチュラルで自然体で
「今ここ」を楽しく生きる人。

物理、科学好きで、
宇宙の真理、人間の真理について探求心を持っている人。

力を抜いて、
直観とインスプレーションを大切にしている人。

「楽」に、いい感じで生きている人。
宇宙に愛されている人。

今、私が感じている武田双雲さんは、
そんなイメージの方です。

著者略歴より
(一部のみ抜粋)

1975年熊本県生まれ。
東京理科大学卒業後、 NTT に就職。
約3年後に書道家として独立し、世界中で活躍。
2013年、文化交流使に任命され、海外に向けて日本文化の発信を続けている。
2017年、オーガニック食材や発酵食品を使った店舗のプロデュースを手がけ、店をオープン。
近年は、現代アーティストとして創作活動を行っている。

著書はベストセラーの
「ポジティブの教科書」
「波に乗る力」他多数 。

本の内容「目次」より

目次を見れば、
著者の書きたいことが伝わります。

・・ということで、
目次(Chapter)紹介

0とにかく「丁寧道」をやってみよう
1「丁寧道」をやるとなんでいいの?
2「丁寧道」がうまくいくためのポイント
3「義務感」に気づいて、手放そう
4「認知」を変えれば、一生が変わる
「丁寧道」目次より


とにかく「丁寧道」をやってみよう

Are you 丁寧?

現代人はやるべきことがありすぎて、
どうしても次々と「こなす」ことになります。

でもそうなると、
急ぐ、焦る、雑念が入る、自分を見失う・・・

だからここであなたも、
生きている実感、取り戻しませんか?
というお話。

「丁寧道」をやるとなんでいいの ?

「丁寧」と聞くと
お高くとまっている印象を持つ方もいますが、
そっち系ではなく、
ワクワクに近いイメージです。

「丁寧」に味わうだけで
性格も実力も関係なくうまくいくから、
まずその波に乗っちゃおうぜ、
というお話。

「丁寧道」がうまくいくためのポイント

「丁寧」な心って?

「丁寧」の「寧」の字、
「安寧」の「寧」だなと思っています。

「丁寧」とは所作もそうですが、
心の穏やかさを指してもいるんです。

「丁寧道」が
あなたになじむまでの
心の持っていき方のお話。

「義務感」に気づいて、手放そう 

無意識の「義務感」ブレーキ

「義務感をいかに減らすか」

モチベーションが下がるのって、
やらされているとき。

自主的な行動って、
労力とも感じず続けているものですよね。

無理なく物事を継続する秘訣のお話。

「認知」を変えれば、一生が変わる

色即是空の世界

「色即是空」(全てのものは固有の本質を持っていない)
という言葉をご存知ですか?

この考え方、
人の幸福感に大きく関係し、
「丁寧道」にもリンクします。

人生の幻に気づいて
望む景色を見るためのお話。 

ポイントと感想

「丁寧道」というのは、
知らないうちに閉じこもっていた自分の殻から脱出し、
感覚を通じて改めて外的世界とコミュニケートするということ。

「丁寧道」で生じる
「世界との一体感」
快感(幸福感)につながり、感謝に結びつく

「丁寧道」によって、
いろんなものに感動したり、
感謝したりすることが増える。

「丁寧道」によって、
負のノイズで満たされた思考優位の状態ではなく、
もっと「今、このとき」が素晴らしいものだと気づける。 

「丁寧道」によって、
日常の見え方が変わり、
心が満たされ、感謝が湧きあがる。

内側から湧き上がるワクワクした感覚、
楽しい気持ち、
いいエネルギーで、
幸福感に包まれる毎日が過ごせる。

もうこれは、
やってみるしかないですね💓

ただいま実践中。

子供の頃って、
『自然と丁寧道をやっていたな』
って思います。

雨音に耳をすましたり、
水たまりの波紋をただ見たり、
空から降ってくる雪の結晶のカタチに気づいたり・・

五感で感じる「今ここ」の世界には、
いつも小さな発見と感動があったな〜って・・

ちょっと懐かしい感覚です♡

著者メッセージ「おわりに」より

武田双雲さん
「丁寧道」おわりに より

30代に入ってから、
ある日、ハッと気づいたことがありました。

それは
「日常生活に書道の感覚を応用すればいいのではないか」
ということでした。

丁寧さが上達するたびに、
人生の幸福度も上がっていくのを実感しました。

心が整うと、
周りの人との関係もよくなることも分かりました。

この本を読んでくださった皆さんの心が、
少しでも楽になったり、
楽しくなったりすることを願っています。 

「書道の感覚を応用する」って、
武田双雲さんならではのインスピレーション♡ですね。

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