こんにちは。
ゆなかほの です。
学びを結果に変える
「アウトプット大全」
精神科医である樺沢紫苑さんが書かれた本です。
ブログ初心者の私は、
この本を読んでブログを継続する勇気をもらいました。
とても興味深い内容でしたので
ここにアウトプットしておきます。
著書「樺沢紫苑」さんはどんな人?
精神科医、作家。
1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。
2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。
帰国後、樺沢心理学研究所を設立。
SNS、メールマガジン、YouTubeなどで、
累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝え、
「日本一、情報発信する医師」として活動している。
月に20冊以上の読書を30年以上継続している読書家。
そのユニークな読書術を紹介した
「読んだら忘れない読書術」は、15万部のベストセラーに。
その他、
「いい緊張は能力を2倍にする」
「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」
など、28冊の著書がある。
*2020年発行「アウトプット大全」プロフィールより
「アウトプット大全」本の内容・どんな本?
「アウトプット大全」ってどんな本?
本を開くと、まず飛び込んでくる文章。
『科学的に自己成長を加速し、
人生を好転させる』
あなたが“アウトプットで得られるもの”です。
著者は、毎月20冊以上の読書を続けていて、あるとき
「いくらインプットしても、ちっとも成長していない」
と気づいたそうです。
その後、意識的にアウトプットを強化し、
数万時間を越える「アウトプット経験」をしてこられました。
そんな著者「樺沢紫苑」さんの
「アウトプット術」について書かれた本です。
著者の経験にもとづいた言葉には
説得力がありますね。
断言しましょう。
アウトプット大全 はじめに より
圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりアウトプットを重視しています。知識を詰め込むインプットの学びだけでは、現実は変わりません。
人生はアウトプットで変わります。
アウトプット大全 はじめに より
仕事や勉強をアウトプット中心に切り替えるだけで、あなたの自己成長は飛躍的に加速し、計り知れない能力を発揮することができるのです。
「アウトプット大全」のCONTENTS
目次で本の内容が予想できます。
大きな見出しを紹介します。
CHAPTER 1 | アウトプットの基本法則 |
CHAPTER 2 | 科学に裏付けられた、伝わる話し方 |
CHAPTER 3 | 能力を最大限に引き出す書き方 |
CHAPTER 4 | 圧倒的に結果を出す人の行動力 |
CHAPTER 5 | アウトプット力を高める7つのトレーニング法 |
読書感想・レビュー・心に残ったところ
「アウトプット大全」から
個人的に印象に残った部分を紹介します。
「雑談する」について
雑談が得意ではない方に朗報です。
心理学の法則「ザイオンス効果」を知っていると、
雑談は内容より回数の方が重要とわかると著者はいいます。
*ザイオンス効果(単純接触効果):接触回数が増えるほど人の好感度は高くなる
コミュニケーションは内容より回数が大事。
「なにを話そう?」と気負わずに、とりあえず声をかけるといいそうです。
雑談のハードルが下がりました。
質や量より「ちょくちょく話す」こと。
これならできそう・・!
「断る」について
断るのが苦手な方、いらっしゃると思います。
私もそうです。
なるべく爽やかに断るコツがあります。
自分の人生の中での「優先順位」を決めておき、
断るときは「迷わず断る」こと。
迷わずにすぐ断ることで、
自分の意思やポリシーが相手に伝わる。
ポイントは、迷った素振りを見せないこと。
自分がどう生きたいのか、
自分の人生のポリシーを持つことが大切ですね。
相手の都合に振り回されないように、
自分軸をもちマイルールで断わろう!
「プレゼンする」について
ある程度の「緊張」があった方がパフォーマンスはアップする。
緊張は敵ではなく味方である。
緊張してきたら、
「パフォーマンスが上がってきた」
と、つぶやくといいそうです。
このつぶやき実践してみよう。
発想の転換ですね!
自分をマインドコントロール(笑)
「書き出す」について
アウトプットに最適なのは、
脳が最も多くの情報を保持している
「インプットの直後」です。
どんなに貴重で素晴らしい体験をしても、それはただのインプットなので、時間と共にどんどん失われて、劣化して、曖昧になっていきます。
それは、とても「もったいない」ことだと著者はいいます。
記憶が新鮮なうちにアウトプット。
時間の経過とともに記憶は劣化していくもの。
「TO DOリストを書く」について
TO DOリストのメリットについては、
自分の経験から『なるほど』と思いました。
人間の脳が一度に処理できる情報量(ワーキングメモリ)は限られています。同時に処理できるのは、せいぜい3つまで。いくつかの予定や考えが頭の中を占拠してしまうと、脳はほとんど機能停止状態に陥るのです。
すべてTO DOリストとして書き出すことにより、脳のワーキングメモリを有効利用できるようになり、目前のひとつの仕事に全ての集中力を向けることによって、仕事効率が大きくアップします。
アウトプット大全 CHAPTER3 より
TO DOリストを書き出すことで、
「頭の中をスッキリ整理整頓していったん取り出す」イメージかな。
脳のワーキングメモリーの容量を自分でコントロールして集中力アップですね!
「ひらめく」について
ひらめきには4つの段階があるそうです。
第1段階は「準備」
本を読んだり、書き出したり、話し合ったりする。
今直面していることと徹底的に格闘する。
第2段階は「孵化(ふか)」
徹底的に問題と格闘したら、
その問題をしばらく放置する。
リラックスした状態を持つ。
アイデアを温め続けることで、
ある瞬間に、突然「ひらめき」が生じる。
「ぼーっとする」時間も実は大切。
とても興味深いです。
最近の脳科学研究で、「ぼーっとする」ことの重要性が証明されています。特になんの作業もしていない「ぼーっとした状態」「ぼんやりした状態」のとき、脳内では、「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に稼働しているのです。
デフォルトモード・ネットワークは、いうなれば「脳のスタンバイ」状態です。このスタンバイ状態において、これからの自分の身に起こることをシュミレーションしたり、自分の過去の経過や記憶を整理・統合したり、今の自分がおかれている状況を分析したりと、いろいろなイメージや記憶を想起させながら、脳内で「自分のこれからをより良いものにしていくための準備」を整えているのです。
アウトプット大全 CHAPTER3 より
第3段階「ひらめき」
休息期間は何もしていないようですが、
無意識のうちに情報の再編、情報の関連づけが行われ、
結果として「ひらめき」が生まれる。
ひらめきには、
「リラックスしている」
「ぼーっとしている」
そんな時間が意外にも重要・・!
第4段階「検証」
ひらめきが本当に正しいのか、理論的、実践的に検証する。
ここでアウトプットです。
なるほど!
アウトプットでひらめきを検証する!
「ノートをとる」について
ノートには「気づき」=「アハ!体験」を書く。
脳の神経回路がつなぎ変わるような発見や学び、気づきは必ずメモしましょう。
できれば30秒以内、遅くても1分以内にメモをとります。
「気づき」を書き留めて「自己成長」につなげます。
本やセミナーなどで「3つの気づき」を得られれば十分だと著者は記しています。
「気づき」は大切な「宝物」を獲得したことになります。
「アハ!体験」は、とても興味深いです。
あなたもこんな体験をしたことはありませんか?
人は何かに気づいた際、脳の神経回路がつなぎ変わるといわれます。
そのような瞬間、体験は「アハ!体験」と呼ばれ、脳科学の分野で注目されています。「アハ」とは、英語の「a-ha」(あっ、そうか)が語源。
「あっ、そうか!」と気づく体験のことです。脳科学者の茂木健一郎氏によると、
「”アハ!体験”が起きると、0.1秒ほどの短い時間に、脳の神経細胞が一斉に活動して、世界の見え方が変わってしまう。神経細胞がつなぎ変わって、”一発学習”が完了し、今までと違った自分になってしまう」といいます。つまり、数秒前の自分とは異なる自分に自己成長している、ということです。
アウトプット大全 CHAPTER3 より
「行動する」について
行動が変わらなければ、現実世界は何ひとつ変わりません。
知識や気づきを得ても行動しないのなら、
「自己成長」ではなく「自己満足」しているだけだと著者はいいます。
昨日までの行動と、今日の行動に変化がある。
これが自己成長です。
「賢くなりたい」のではなく「変わりたい」なら行動あるのみ。
著者からのメッセージで背中を押してもらえますよ。
「続ける」について
ビジネスにおける究極の成功法則を挙げるとしたら、
それは「続ける」ことです。
続けるための極意で、
私が共感し取り入れたいことが2つあります。
①「今日やることだけを考える」
② 楽しみながら実行する
「千里の道も一歩から」
「今に集中」が大切と言いますし。
そして何より
「人生楽しみたい」
「決断する」について
著者「樺沢紫苑」さんは、判断に迷ったとき、2つの判断基準で決断するそうです。
ひとつは「ワクワクする方を選ぶ」こと。打算で考えないということです。
「ワクワクする」というのは、あなたの潜在意識が望んでいる、ということ。
また、「ワクワクする」ときはドーパミンが出ていて脳のパフォーマンスがアップするので、成功する確率が高いのです。2つ目の条件は、迷ったら「最初に思いついたことを優先する」ということ。
アウトプット大全 CHAPTER4 より
最初に思いついたアイデアが、あなたの「直感」であり「本能」に根ざしています。
「心の声」といってもいい。
あとから出てくる考えは、「やっぱり〇〇したほうがいいかも」という考え。たいてい打算的であり、常識的、こぢんまりとした正論です。
樺沢流決断術は
⭐️5秒で決断する
⭐️ワクワクする方を選ぶ
⭐️最初に思いついた方を選ぶ
自分の直感を信じて、
「ワクワクする」決断をする。
HAPPYな決断術👏👏👏
人生を楽しく幸せに生きる決断術ですね。
「趣味について書く」について
情報発信といっても「何について書いていいかわからない」
そんな時は自分の「趣味について書く」のがおすすめだと著者はいいます。
自分の「好き」をよりマニアックに書く。
読者の「感情」を動かし、
読者の「行動」を動かすのがいい記事の条件。
自分の記事が、
「読者に価値を提供できているか?」
と考えながら書く。
「好き」なことで役に立てたら
最強にHAPPYですよね。
まとめ・著者からのメッセージ
ここまで読んでくださったあなたに、
著者「樺沢紫苑」さんからのメッセージを届けます。
あなたがどれほど素晴らしい人間でも、アウトプットしない限り、周囲の人があなたの「魅力」や「真の能力」を知ることは不可能です。
本書のアウトプット術を実行すれば、あなたの魅力・能力が多くの人に広がり、あなたは適切な評価を受け、信頼され、人間関係は豊かになり、楽しい人生になることは間違いないでしょう。
アウトプット大全 おわりに より
まずこれからの10年、
私もアウトプットを続けていこうと思います🌸
「話す、書く」「行動する」
コメント