こんにちは。
ゆなかほの です。
今回はメンタリスト Daigoさんの著書
「2秒で最高の決断ができる 直観力」を読みました。
娘が購入し、ずっと本棚にあった本です。
今、読んでおくといいかも!
と思った。これも直観?
直観とは何か。その定義は、
「論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定や判断が行われること」
(中略)
直観力 はじめに より
つまり、直観とは
「脳の判断の仕方の1つ」ということです。
さっそく本の紹介と感想を記していきます。
著者「メンタリスト Daigo」さんはどんな人?
慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 卒業。
英国発祥の人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。
現在は、作家、大学教授、企業顧問として活動中。
心理学を応用し、ITサービスから遺伝子検査まで様々なプロダクトを開発している。
ビジネス、話術から恋愛、子育てまで、幅広いジャンルで人間心理をテーマにした著書は、
『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』
『自分を操る超集中力』
『ポジティブ・チェンジ』
『トークいらずの営業術』
など多数。
「直観力」本の紹介・ピックアップ要約
お気に入り部分をピックアップ要約しました。
1章 直観を味方にする3つの原則
直観とは、
直観力 1章より
「脳がこれまでインプットしてきた経験や学習のデータベースから、無意識に手がかりやヒントを見つけてそっと教えてくれる答え」のこと。
「なんとなく」の正体って
これだったのね!
直感は習得できるものであり、
行動により磨かれるものである。
2章 直観力がアップする7つの条件
直観は多くの知識や経験というデータベースから引き出されるもの。
何もないところからは
直観は生まれない
ToDoリストによるタスク整理は脳の余裕を作ることができる。
生活が安定していると心の余裕ができる。
脳の余裕と心の余裕が直観をひきだす。
仕事と割り切ってやるより、楽しみながらやる、自分の幸せのためにやる人。
直観力 2章より
クリエイティブな直観は、そんな人に宿るのです。
好きなことをしている方が
直観力がアップする。
直観力を高める思考サイクル『直観発揮サイクル』
①集中して思考する
②思考をいったん止める
③リラックスする
④直観を感じる(待つ)
意識的に脳を働かせないリラックス状態とは、ただ脳を休ませる時間でもムダに過ごす時間でもなく、やがて生まれてくる直観の「待ち時間」なのです。
直観力 2章より
Daigoさんは著書の中で
人事を尽くして天命を(直観)を待つことだと言っています。
「朝、日の出とともに目覚めて、日中は活動し、夜になると眠くなる」
原始の時代からの自然な生活サイクルのリズムを『サーガディアンリズム』という。
【直観をいかす時間術】
「直観発揮サイクル」✖️「サーガディアンリズム」
①直観による決断は朝イチに
・朝起きてから2時間が、人間の脳の意思決定やクリエイティブな能力がいちばん高い
②午前中はひたすら集中
・脳の活性度は起床後から一気に上昇し、昼前に一度めのピークを迎える。
・午前中は、脳が最大限に活性化している「ゴールデンアワー」
③思考を停止し弛緩する昼過ぎ
・昼下がりは脳の活性度が落ちてくる時間帯(12時〜14時)
④実務的な仕事は午後から夕方に
・午後から夕方(14時〜夕方)脳の活性度が二度目のピークを迎える
⑤夜は仕事を離れてリラックス
・夜は脳の活性度は一気に下降する
この時間術はぜひ参考にしたいと思います!
『直観発揮サイクル』と『サーカディアンリズム』を意識して、
直観という人間本来の能力を引き出そう。
3章 直観をニブらせる7つのワナ
直観を正しく働かせるコツは、
先入観や固定観念をすて、最初の“まっさらな印象”で決めること。
4章 バイアスを回避するための5つの生活習慣
「バイアス」とは、無意識に生まれた先入観や思い込みで偏りが生じた直観。
つまり「偏った直観」と言える。
まっさらで偏りのない“本来の直観”を発揮させるための生活習慣について述べられています。
・「直観を紙に書く」こと。
・新しい体験、新しい刺激を脳に与えること。
「有酸素運動」「読書」「旅行」「趣味」もよし!
5章 直観を手なずけるトレーニング
直観とは、積み重ねた知識や経験というデータベースに、脳が無意識にアクセスして引き出すもの。
直観は技術であり、鍛えることができる。
直観力を高めるために絶対必要な条件は、
直観力 5章より
「自分の直観を信じること」です。
直観を信じるための方法や、
笑いや食事の大切さがわかります。
部屋を片づけて脳への情報負担を少なくすることや、
観葉植物を置いて直感が働きやすい部屋にするのも直観力アップのアプローチ!
「直観力」読書感想・心に残ったところ
直観は後天的に鍛えることのできるもの、
経験を重ねることでアップできるもの。
そう言われても、
「なぜ?」と思い理由がわかりませんでした。
この本には、
直観とはどこからきて、
どういうものなのかが書かれています。
『なるほど!!』と腑に落ちました。
直観に対する理解やイメージが変わる本でした。
直観とは人生における選択と決断の最大の拠りどころとなる能力です。
直観力 はじめに より
直観とは決してあやふやなものではなく、
自分の知識や経験にもとづく無意識のひらめき。
この本を読み終えて、
自分の直観が拠りどころとなる頼もしいものに変わりました。
まとめ・著者からのメッセージ
本書に書かれている著者
「メンタリストDaiGo」さんの言葉です。
自分の直観を信じるとは、結局のところ自分自身を信じるということです。(中略)
「もし間違っていても、後悔しない判断が」ができるのです。
あなたの「なんとなく」は、あなたが想像している以上に、あなたの将来の可能性を大きなプラスに導く“最強のキーワード”になるはず。
直観力 メンタリストDaiGo
この言葉に“なんとなく”惹かれた方は、
ぜひ本を手にとって読んでみてください。
私たちの“なんとなく”には大きな可能性が秘められていること。(中略)
ぜひ、あなた自身の直観を信じて、直観力を磨いてほしいと思います。
直観力 おわりに より
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