海外ひとり旅「感情コントロール・自分と向き合う時間」

エッセイ

こんにちは。
ゆなかほの です。

今、2回目の海外ひとり旅をしています。

旅行場所はイタリア🇮🇹
Milanoです。

2023,1,13〜2.21まで
約5週間ちょっと(39泊)の旅の予定。

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海外ひとり旅・不安と恐怖

日本語しか話せない私が
海外に一人で行くことは、
それなりに決意が必要でした。

いろんなことを想像して、
不安や恐怖が出てきます。

やはり、言語でコミュニケーションがとれない壁(不安)は大きいです。

それでも、
『なんとかなりそう』と思ったのは、
翻訳アプリという文明の利器があったから。

まさに時代のおかげです。

しかし、
スマホが使えなかったらアウト・・💦

もし、Wifiが繋がらなかったり、
スマホを落としたら・・

いろいろ考えると、
本当に怖いです(今でも)

パスポートをなくすより、
スマホをなくす方が怖いかも。

海外に一人で行くことを決断したのは、
バレーボール観戦ツアーなんてないし、
一緒に行けそうな人もいないし、
(初回は25泊、2回目は39泊。いないよね、一緒に行ける人・・)

『一人で行かないと行ける時は来ない』
と思ったから。

「ひとりで行くことに意義がある」
「行くならひとりで行きなさい」

そんなメッセージが
届いてきてるようにも感じました。

不安要素でいっぱいでしたが、
「行くなら一人で行くしかないんだ」
と割り切ってからは、

一つひとつ、わからないことを調べ上げて
不安要素を消していきました。

動画やガイドブックを見れば、
スリ情報や、
人に囲まれバッグを探られ携帯を盗まれた話とか、
怖いエピソードが色々とあって、
ビビりまくりました。

YouTube動画で
腹巻の中にパスポートや貴重品を入れるように
勧められているのをみて、
私の中に「恐怖」の印象が強烈に残り、
色々なセキュリティグッズを集めました。
(結局、腹巻は使わなかったけど)

海外ひとり旅・超ひとり時間

初めて(1回目のひとり旅)の時に、
思いがけず、どっと押し寄せてきた感情。

「孤独」
「超ひとり」

スマホのGoogleマップを見ながら、
「こんなところまで来ちゃったのか」
「こんなに日本と離れてる」
「超ひとり・・!」

そんなことを、実感した瞬間がありました。

やっぱりその時も、
恐怖が押し寄せてきました。

何があっても
頼れる人はいない・・
自分でなんとかしなければ。

そして、
気持ちを話せる人もそばにいない。

ただの「ひとり時間」ではなかった。

自宅にいて一人で過ごす時間とは、
全く感覚が違っていました。

海外ひとり旅・罪悪感

2回目の海外ひとり旅で出てきた感情。

「罪悪感」

みんな働いているのに、
私ひとりで「海外旅行」

ひとり好きなことやってる感。

お金も使ってる。

確かに、
こんなに長期で複数回
ひとりで海外旅行なんて、
私の周囲にはあまりいない。

そして、
罪悪感を消すもう一人の私がいる。

「いいじゃない!」

「僕たちは体験するためにこの地球に生まれてきたんだよ。」

結婚して、子育てして、働いて、30年。
よく頑張ってきたよ、私。
ありがとう、私。

そして、見送ってくれた家族
ありがとう。

海外ひとり旅・疑惑

これも、2回目に出てきた感情。

「疑惑」

「これが本当にやりたいことなの?」
っていう気持ち。

確かに、
イタリア🇮🇹でバレーボール観戦をして、
イタリア観光をしつつ、
バレーボールの動画をUPすることは、

私の夢であり、
目標でした。

その夢は叶い、
1回目のひとり旅で経験しました。

2回目は、
「もう少しやってみたい」
「もう少し続けてみたい」
という気持ち。

そこから、
「自分は何を感じたかったんだろう?」

「本当にやりたかったことなの?」
「今でも?」

ふと、
疑惑を感じる自分がいます。

いろんな気持ちを感じますが、
これは実験。
やってみないとわからないのです。

海外ひとり旅・1回目と2回目の違い

1回目は、とにかく何もかもが新鮮で、
おっかなびっくりって感じでした。

2回目は、一回経験しているので、
気持ち的に余裕があります。

「そう、こんな気持ちになるんだよね」
とか・・

1回目に感じた
「超ひとり」の感覚は和らいでいます。

2回目は、
初めてのひとり旅では感じなかった
「罪悪感」「疑惑」の感情が出てきて
ちょっと驚きました。

海外ひとり旅・思い込みがとけた

初めてのひとり海外を経験して、
「恐怖」に対する思い込みが解けていきました。

「恐怖」が全くないわけではないけど、
かなり自分自身で作り出していたなって思います。

「恐怖」の世界観から
「調和」の世界観に変わってきています。

イアリアの人の
旅行者を受け入れる寛容さとか、

なんとなくゆるいけど、
結果うまく調和された世界とか、

外のトイレが汚いとか、
スリが多いとかいうネガティブ情報は、
旅行者など国外からの人たちを
たくさん受け入れている寛容さの裏返しだろうとか・・

いろいろ思ったり、
気づくことがありました。

言語でコミュニケーションが取れない私ですが、
イタリアの人の親切さや、寛容さ、
さっぱりしたところや、
明るさだったりを感じます。

旅のエピソードがあります。

買い物のお会計の列で、
後ろに並んでいたおじさんに
『お先にどうぞ』と順番を譲ったところ、
とても喜んでくれました。

(おじさんの買い物はひとつだけ、私はたくさんの商品を抱えていて時間がかかりそうだったから)

「すごく感情表現が豊かなんだなぁ」
「気持ちって伝わるんだなぁ」
って感動しました(笑)

Milanoからちょっと離れると、
列車の中から見る風景も
「自分の実家の風景と変わりないな〜」
「日本もイタリアも一緒。同じ地球の景色だわ。」
と、ほっこりしたり・・

イタリアでみる緑の自然と、
茶系の歴史的建物とが調和している風景は、
青空の下で最高に美しい光景です。

歴史的建築物や
古いアパートのつくりからは、
「古き良きものを大切にする心」
みたいな愛を感じます。

海外ひとり旅・自分の気持ちに向き合う

超ひとりなので、
外部の人間関係に惑わされたり、
人のせいにすることがありません。

なので、
自分の気持ち、感情と向き合うことになります。

これは、必然と言えます。

ネガティブな感情も
うれしい、幸せといった感情も
もれなくついてきます。

「自分ってこんなこと感じるんだなぁ〜」
って気づいたり、

自分の気持ちの変化に、
良くも悪くも
敏感に気づくことになります。

海外ひとり旅・過ごし方「心地よさ」

今回のひとり旅で気をつけていることは

「なるべく心地よく過ごす」こと。

無理をしない。
体調管理を優先する。

ついつい海外に来ると、
「あれもして、これも観て」
ってなりがちですが、

あえて、
日本といる時と変わらない感覚で
過ごそうと思っています。

39泊ですから、
そんなに高いテンション続かないと思うので。

Milano🇮🇹のアパートに着いた初日は、
飛行機が少し揺れたので、
アパートでもふわふわ揺れる感覚が残ってて、

近くのスーパーマーケットで買いものして、
スパゲッティー茹でて、
シャワーを浴びて、
とっとと寝ました。

2日目は、
時差ボケか深夜2時過ぎに目が覚めたので、
そのまま起きて、調べ物をしたり、
チケット購入したりしていました。
(ネット購入、手こずった💦)

午後からは、
イタリアのTVをかけて雰囲気を味わってみたり、
部屋で映画を観たあと、昼寝。
(昼寝のつもりが、深夜まで眠ることに・・)

「よく眠れた〜よかった。」

できるだけ、
なんでも「よかった」にしていくつもりです。

眠かったら寝るし、
部屋で過ごしたかったらそうする。

今回の旅の目的は、
バレーボール観戦 & 動画アップと
フィレンツェ日帰り観光。

それさえできれば満足です。
計画は詰め込まない。

あとは自分の気持ちに
向き合っていきたいと思ってます。
(向き合わざるをえない)

自分の気持ちを大切にして、
自分を整えながら過ごす。

もしかすると、
それが一番の旅の目的かもしれません。

そうすることで、
新しい流れがやってくると信じています。

どうぞ、
いい旅になりますように。

日本に帰ったら、
ゆっくりお風呂に入って、
いつものご飯とお味噌汁を食べようと思います。

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