「ホツマツタヱ」の「瀬織津比売(セオリツヒメ)」は慈悲深いアマテラス大神のお妃さま

知識アップデート

こんにちは。

前回、2冊の本を読んで、
瀬織津姫(セオリツヒメ)についての記事を書きました。

瀬織津比売(ヒメ)は、
大祓詞(おおはらえことば)に出てくる神様であり、
スピリチュアルの世界でも注目されている女神さま。

水の女神であり、
祓い浄めの神様。

こちらの記事です⬇️


今回「ホツマツタヱ」に書かれている瀬織津比売(ヒメ)について、
縄文ホツマツタヱの旅【CGSいときょう】という、YouTubeのシリーズ番組で知ることができました。

そのお話の内容を
記しておこうと思います。

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「ホツマツタヱ」とは

いときょうさん
いときょうさん

ホツマには縄文時代のことが描かれています。昭和41年に松下善之助という人が発見しました。縄文時代の文字と思われるヲシテ(縄文文字)で書かれています。

*「やさしいホツマツタヱ」いときょう著 「ホツマは歴史書」より

「いときょう」さんとは

1949年東京に生まれる。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。
会社経営。

2005年7月16日、妻とともに若狭彦・若狭姫神社(福井県小松市)を訪れ、神社のご祭神が日本の成り立ちを記したヲシテ文献の一つ「ホツマツタヱ」と深く結びついていることに感動。その後、日本各地を旅しながらヲシテ文献「ホツマツタヱ・ミカサフミ・フトマニ」の研究と執筆を続けるようになる。

主な著書

*古代史ホツマツタヱの旅 全5巻
*日本のかほり
「漢字伝来以前にあった古代日本の文字と死生観」
*日のもとのくにうみ物語
*真の古代史ホツマツタヱ入門
*フトマニの解説
*やさしいホツマツタヱ

いときょうさんが、YouTubeでとても楽しそうにお話される姿がとても印象的です。好きなことを研究されて幸せそうだなと伝わってきます。

いときょうさん
いときょうさん

ホツマを口にするとなぜか遠い昔に帰ったかのような思いにさせてくれるから不思議だ。これこそがホツマなのだ。初めはあまり難しく考えないでいただきたい。
ホツマをできるだけ優しく紹介しています。

*「やさしいホツマツタヱ」いときょう著 「はじめに」より

「ホツマツタヱ」に描かれている「瀬織津比売」

YouTube番組
「縄文ホツマツタヱの旅」(CGS)シリーズより

瀬織津比売(セオリツヒメ)は天照大神のお妃

「縄文ホツマツタエの旅」
第11回
より

古事記にある神様の世界は、
「ホツマツタヱ」では実在した話として書かれている。

「ホツマツタエ」では、
イザナギ、イザナミにお子様が四人生まれ、
ご長男が天照大神

天照大神は男性
13人のお妃がいらした。

お世継ぎのために、
13人の妃が選ばれたのです。
*6代目の天皇の時、お世継ぎが亡くなってしまう事件があった

大祓の祝詞言葉の中に、
瀬織津比売(セオリツヒメ)
ハヤアキツヒメいうお姫様が登場します。
このお二方は天照大神のお妃として書かれています。

今、瀬織津比売(セオリツヒメ)というお姫様が、とても脚光を浴び、関心を持たれていることを、私なりに考えますと、お姫様(瀬織津ヒメ)の御霊が「現代の皆さんに何かお知らせしたい」という気持ちがあるんじゃないかという気がしてしょうがないんですね。

瀬織津ヒメと天照大神の間に生まれたのが
オシホミミとなります。

紀元前900年位の話ではないかと思われます。

瀬織津ヒメと八咫鏡(ヤタノカガミ)

「縄文ホツマツタエの旅」
第13〜14回
より

縄文時代稲作文明が発達した頃、ある種の弊害(貧富の格差)が起きた。
稲作を行っている人と、山や海で従事している人との暮らしの格差。

「あの村では水田があり、お祭りして楽しそうにしてるけど、我々はその恩恵に預かってない」
そんな不平不満を持つ人たちが日本各地に溢れ、国が乱れてしまった

そんなハタレと呼ばれる人たちは
日本各地からやってくる。

70万9千もの大多数のハタレ

皇室(天照大神)が
ハタレをどうやって治めるか
。 

たくさんのハタレを殺してしまうのは、
天照大神のご本位ではなく、
「人々の心をなおすしかないだろう」とお考えになる。

その方法を考えたのが、
天照大神の筆頭のお妃である
瀬織津比売(セオリツヒメ)

瀬織津比売が
ヤタノカガミという三種の神器の一つをご提案された。

二見ヶ浦に、円周2メートルほどの大鏡をつけ
「自分の心の明るい部分と、暗い部分を照らし合わせてください。暗い心の我(が)は「かがみ(鏡)」の「が」で、これを取り除けば、みんな心が明るくなって「かみ(神)」になる」と。

これがいわゆる
「三種の神器の三つめのいわれ」

その後、
ハタレは無事おさまった。

瀬織津比売(セオリツヒメ)とスサノオ

「縄文ホツマツタエの旅」
第14回
より

スサノオが朝廷から死刑の罪状を言い渡されたとき、
命をお救いになったのが
瀬織津比売(セオリツヒメ)

瀬織津比売は
「彼(スサノオ)はもうすでに改心している」
と命をお救いになったそう。

その後、
スサノオは出雲の国の礎を作った。

感想・まとめ、

瀬織津比売(セオリツヒメ)は、
ホツマツタヱで、とても慈悲深い天皇のお妃として描かれていました。

このお話を聞いて感動しました。

瀬織津比売の言葉を
もう一度ここに記しておきます。

自分の心の明るい部分と、暗い部分を照らし合わせてください。

暗い心の我(が)は「かがみ(鏡)」の「が」で、
これを取り除けばみんな心が明るくなって「かみ(神)」になります

いときょうさんが、「セオリツヒメが現代の私たちにお知らせしたい、という気持ちがあるんじゃないかという気がしてしょうがない」と言われていましたが、時代は違っても伝えたい言葉は同じなのかも・・

「縄文ホツマツタヱの旅」(CGS)というYouTube番組のシリーズがとても面白く、全部視聴させていただきました。古事記と重なる部分と、そうではない部分の対比が面白かったです。興味のある方は、YouTubeで検索してください。

古事記については、中田敦彦さんのYouTube大学で紹介されている、こちらの本がおすすめです。マンガと解説文で書かれていて、初心者の私でも読みやすかったです。

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